ブルーな石蔵 /kro 積丹 (Vacation meeting&Gin bar / Shakotan / 2016-  )

ブル―な石蔵といっても、特に建築物がヘコんだり落ち込むわけではない。
日中は白い光に満たされる空間が、日没間際にブルーに包まれるという話である。


この数年間無人の石蔵は、孤独にブルーな時間を経験していた。

一方、積丹半島のボタニカルから生まれたジンの蒸留が始まった。
ジンのラベルには積丹の海の青さが「炎」として刻印されている。
アツアツの炎が冷え冷えとした海の色で燃えるのだ。
矛盾を背負うものだけが発するオーラを感じる。
当社はこの地域発の企業を支援したい思いに加え、当社自身の仕事拠点拡張のため
石蔵に投資することにした。


ガランとした空間に舞台セットと家具を置き、パーティーや商談、仕事に兼用できるようする。

家賃や財産区分、運営利益の分配など決めないでまずは工事をはじめる。
だれに何と言われようとも「はじめる」。

光ろ過/空知建設会館(office renovation/Iwamizawa/ 2020- )

空知建設会館は1973年製。築後約半世紀を迎え耐震改修や内外装の大工事に入った。
昭和の鉄筋コンクリート造の建物を、徹底的に再利用する建設業界タマシイはかっこいい。
p.b.Vの任務はエントランスと共用通路を化けさせることである。
最近すっかり使わなくなったガラスブロックの柔らかい光だけを「ろ過する」ことがテーマである。