4年越しの解決 /札幌中央図書館Ⅱ (Library renovation / Sapporo / 2018)

2014年4月に完成した中央図書館の改修は、家具工事のみで
閲覧室全体をユーザー目線で便利にする難しい仕事だった。
結果としては入館者や貸し出し数が3割アップするという「勝ちゲーム」だった。
しかし、1カ所「負け」があった。

どんなに混んでいる日でも、ここだけはガラガラだった。
この「負け部分」について、多くのヘビーユーザーに意見を聞いてみた。
「座ったときの無防備な感じ」
「目の前の雑誌書架に惹かれない」
だいたいこんな反応だった。そして納得した。
それから無人の席を見かける度に後悔と反省の日々が続いた。

しかし4年後、再試合の機会が訪れた。
やるべきことは単純明快だった。
座席の無防備さの解消。マニアックな雑誌書架を魅力的に。


かくして4年越しの再試合に勝つことができた。

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