積丹ムービー「超・過疎化力」の最近のブログ記事

このプロジェクトは北海道/積丹半島/積丹町の移住定住促進動画の製作である。

積丹は国内屈指の低い人口密度と高い人口減少率を誇っている。

誇っている? いや、誇っていない。憂いている。もがいている。

しかし、自治体によるこの手の動画は世の中に溢れかえっている。

従って、設計事務所である我々がつくる意味が重要だ。

つまり、動画づくりのルールを一切しらない我々がつくる意味を実感しなければならない。

動画という疑わしい言葉を解剖しているうちに、すべてのムービーは

静止画の連続から出来ているという事実にたどり着いた。

連写0.jpg

写真家 星野麻美さんとともに積丹半島を静止画として「切取る」旅がはじまった。

2016年8月から2017年1月にかけ、撮りためたカットは6000枚になった。

連写①.jpg

次に考えたのは、どのようにカットを連続させるか。。。

一番単純なのは次のような方法だろう。

連写③.jpg

カメラを固定し、微妙に動く対象を連写する。

連続再生してみると、波の動きで中々近づけない恋人たちのジレンマが映し出されている。

 

次は、カメラを動かし、その間に対象を操作するという方法。

クレイアニメの手法である。

連写②.jpg

これは建築をヴィジュアルとして取り扱うのには可能性のある方法だ。

その他、時間や季節をまたいだ定点撮影、長時間露出などを試みた。

北海道映像記録社の協力で、ビデオによる動画も同時に撮影した。

素材は売るほど手に入った。編集に入れる。

と、ここまではよかった。

大きな問題がに気付いた、、、

動画づくりのルールを無視している我々の落とし穴、、

シナリオがなかったのだ!!!

かくして、地獄の日々がはじまった。