札幌市庁舎ロビー: 2015年3月アーカイブ

before 1.jpg物事にはbefore/afterがある。

変化についてのbefore/afterも重要だが、

「在るか無いか」についてのbefore/afterの違いは大きい。

この写真は田本研三という写真家が撮影した1871年の札幌の建設風景。

なんと、何にもない原野にトンカンつくった街なのである。

これを「創造的」と言わずしてどうする。

 

我々が札幌市庁舎ロビーのリノヴェーションの手がかりに飢えていた時に

この写真に出くわした。

それで、ずーっとこの風景を見続けていたわけだが、、、

before2.jpg この風景に入り込み、街をつくっている気持ちになってみると

ある疑いようのない事実に思い当たった。

 

開拓労働者はどこで休憩していたのか?

おそらく、大きな資材を立て掛けたり、寝かせたり。

その傍らで、は休憩していたに違いない! 

 

その実感がこの絵に化けた。

これが現代都市の中に、beforeの風景を創り出す試みに発展していった。