札幌市中央図書館: 2015年7月アーカイブ

図書資料は分類基準が決まっている。

資料を探しやすい反面、知らない本に偶発的に出会うワクワク感に欠ける。

 

最近、街の本屋さんでは分類の垣根を無くし、本の配列をシャッフルすることで

ワクワク感を演出している。

一方、公共図書館では資料へのアクセスが重要なので、

ツ〇ヤの様には行かない。

 

しかし、今回のリノヴェーションでは、木立をモチーフにした本棚をつくり

部分的にシャッフルを試みた。

  Trees2-1.JPG医療、工学、趣味など多ジャンルを隣接させると、相乗効果があるらしく

貸出率が跳ね上がった。

書店ではないのですぐに補充はできないから、木で出来たダミー本をつくって

開いた棚を埋めるという異常事態になった。

TREE 大.jpg

Tree 3.JPG

いくつかあるリノヴェーションの目的の一つは既存の閲覧室に新しい機能を加えることだ。

たとえばこの写真。今後増える電子図書をプロモートするスペース。

タブレット閲覧や電子書籍についてのレクチャーを行う。

 

「20年後、図書館から本は消え、タブレット専用WiHiと座席しかない

ガランとしたスペースになる」

担当者は言った。

このスペースはそれに向けた実験だ。

デジタル全体.jpg

くりぬかれた大木の幹の様な物体が3つあって、その中がタブレット閲覧ブースになっている。

Tree 2.JPG

そして3本の幹と建物の柱の囲まれたスペースはカーテンを引くとレクチャースペースになる。

レクチャー使用以外の時は開放されていて、幹の周りは閲覧席になっている。

Tree 1.JPG