p.b.V: 2015年2月アーカイブ

階段「室」2.jpg居心地のよい街角には、いい本屋そしてカフェ。

(かなり能天気な意見だ!)

 

ということで、本棚をつくった。 

この建築のベランダの手すりだった北山杉の磨き丸太を柱にした。

潮風と紫外線でネンキが入っている。

 

その反対側には、テーブルとベンチと兼ねた仕掛け。

階段の傾斜も利用して、寝っころがることもできる。

arflex社と開発中だ。

 

これで本屋とカフェが開店の運びとなるわけだが、

ビジネスや仕事の、息抜きと発想の場として機能するだろうか?

いや、機能して頂かないと困る、、、

階段「室」1.jpg 二つの階段が交差するところに出来た3畳ほどの踊り場。

 

別荘建築全体を「たすき掛け」につなぎ、

部屋から部屋への移動に遊び感覚を与え、同時に脚力も鍛える、、、

そんな意図はある程度受け入れられ、そのように使われた。

 

しかし、上下左右に解放された「街角」のような空間の潜在力を

もっと、もっと引出したいと考え20年が過ぎた。

 

 

 

個人所有の別荘から、

ビジネスミーティングのための賃貸スペースにリノヴェするにあたり、

そのチャンスが訪れた。 

 

 

1.5階分の高さから降り注ぐ自然光や音の反響を、脳の解放と覚醒に活かせないか。。。

 

世界中のイキイキとした街角の様に。

プロトタイプ.jpg京都竜安寺の石庭に座し、観想に耽る人は多い。

直線的な縁側には人がビッシリだ。

ある衝動が芽生えた。 

 - 庭に降りたい。そして石にすわらせろ、、、

 

こんな衝動からコンセプトが生まれることもある。

私の網膜には、確かに石庭の左端に具体的なカタチが映った。

ソファスケッチ.jpg

と、ここまではよかったが、この落書きを形にするのが大変だった。

blancⅠ 1.jpg

群馬、広大なコンニャク畑につくるレストランと家。

三角屋根を二つ築いて「最小単位の村」が出来た。

 

住宅は屋根裏を寝室と書斎にしているが、

レストランの屋根裏は将来の構想のために閉じて「温存」した。

 

外観1.jpg