ロート /野菜の駅(farmer's market/ Ebestu/ 2015-2017)

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漏斗1.jpg二つの直売所が一つに合体。

約50名の出資者である農家の方々には色んな考えや思いがある。

このプロジェクトが始まるときに我々の役割として「ロート 漏斗」という言葉が浮かんだ。

Goggってみると、、、

  粉体や液体を口径の広い部分に投入し、

  口径の狭い穴や筒から出す事で別の容器に効率良く移す為の道具

 

決して めった打ちされるサンドバッグではなく、ロートだ。この違いが大切。

毎回の打合せで発せられる多種多様雑多なご意見を、いったんは開いた耳から心に「投入し」

次回の打合せでは頭と手から計画案に「効率良く移す」、

そうゆう道具になろうと考えた。

1年半ロートに徹した結果、ようやく形が出来上がって来た。

そして我々のロートとしての役目はまだまだ続く。

漏斗2.jpg

完成間近になっても、容赦なく意見が飛んでくる。

ひとつひとつを理解し噛み砕き、一問一答的に即応することは困難だが、

自分がロートであると考えると、どんどん流し込める。

そしてそれは必ず一つの形に収斂するのだ。

漏斗3.jpg

幅20mの牛舎用カーテン、単管に支えられる販売台、落雪処理の屋根と壁の形状、

「赤=目立つ」というシンプルな発想、などなど

農業者の思いや考えは、我々というロートを介して、ひとつの建築に結実する。。。

はずだ。

いや、されるに違いない。