街模型プロジェクト その1

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今進めている、岩見沢の街模型プロジェクト。
この進捗状況をちょっと報告。
試行錯誤を重ね、作業を進めています。
写真の取り方、印刷する紙、建物のブロックの切り出し作業と色々と気を遣う作業が目白押しです。
その努力が少しずつ実を結び、町の様子が見えてきました。
今まで、あると思っていたお店が閉まっていたり、新たに建物ができていたり、何気なく見ているだけでは、気付かない町のイマが見え始めています。
何気なく見ている町の風景を自分たちで作る作業は、自分たちの町を再認識することでもあるようです。
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模型作製は、岩見沢「マチ住まい倶楽部」のスタッフである女性3名で進められています。
そして、写真の手のひらサイズの模型は私の一番のお気に入り。
M.T

公共空間のヴァージョンアップ

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札幌市庁舎玄関ホール東側をリニューアルする計画がはじまった。今年の1月に市内の社会福祉センターにつくった「元気カフェふらっと」の続編である。
「疲れた公共空間のヴァージョンアップ」   
我々の目的を要約すればコレしかない。
ソフト上の提案は札幌市立大学の学生を中心とするワークショップに委ねられるので、我々はそのバトンを受け取りつつもハードの設計に集中することになる。
計画場所の真ん中には、開拓使判官 島義勇の像がある。周囲が展示物などで雑然としているため、現状ではこの像に込められた都市建設の原点への敬意は完全に埋没している。庁舎完成後年月を経るうちに次第に埋没したのではない。史実をリスペクトするための周到で規律のある計画、そして少々のユーモアがなかったのだ。我々はこの事実を再考することからスタートしたい。
写真は1869年(明治2年)、厳冬の原野にあって都市建設の野望を抱いていただろう島義勇をイメージしてつくったラフ模型である。                      N.F

FLAT HOUSE、計画、時間、チョイ更新。

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2007年に完成したFLAT HOUSEは、我々のお気に入りの家でもある。30坪の平屋で、外観はなんとも良いサイズに納まっている。向かいのお寺の屋根だけが北側の大きな窓から見える、そんな家である。最近、オーナーのお母様が亡くなられた。生前の荷物を遺品としてこの家に引き取ることになったので収納を増やしたいと連絡があった。別棟増築案も検討したが、アプローチを兼ねた車庫にゆとりがあったのでその部分を収納部屋にすることで解決した。
この家の間取りは単純である。10m×10mを3等分し、アプローチ兼車庫 / 広間と厨房 / 私室と水まわり を三列に並べただけである。今回は1列目のアプローチ兼車庫の一部を収納にした。この家には廊下はなく面積が効率的に使われているので各空間がゆったりしている。それが計画時には不測であった収納の増床という事態を吸収することにつながったのだ。
工事が終わり、「大切な遺品をすべて収容できました」と連絡があったとき、計画当初は非常に複雑な構成になっていたこと、オーナーとの対話を重ねるうちに驚くほど単純になっていったことなどを思い出した。
「時間をかけた計画は時間に耐える。」恐ろしいことに逆もまた真なのであるが・・・
写真は完成後2年が経過し、住こなされた広間の様子。写真家の星野麻美さんがお寺の屋根が見える大きな窓と格闘している。

SKH上棟

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千歳に建設中の集合住宅が上棟し、年内の竣工を目指して工事が進んでいる。最上階に上がり南西方向をみると青葉公園の深い木立の向こうに樽前山と不風死岳(フップシダケ)が見えた。右端は恵庭岳でその間は支笏湖。地図をみるとその延長線上、60km先には洞爺湖があり、有珠山から内浦湾へと続く。「遠望すること」が、施工現場で少々近視眼的になった気持ちを引き伸ばしてくれた。

カムオンビル 1st ANNIVERSARY

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去る8月29日、カムオンビルが1周年を迎えた。この建築は精神科クリニックとデイケアから成る。そしてデイケアは音楽ホールとしても活用されている。
  オーナーの下出先生ご夫妻の理念は「癒しと音楽」である。昨年8月の竣工開業以来、前例のない理念実践のための試行錯誤が続いていた。
  診察・ケアプログラム・音楽イベントが空間と相乗するか。我々は設計者として興味をもって運営プロセスを観察をしてきた。そして記念イベント当日は1年の総括として、ご夫妻の試行錯誤の成果を十二分に確認することが出来るすばらしい機会となった。
  医療の場として計画したものが、音楽を感動をもって楽しむ場として聴衆に何の違和感も与えなかったのは、この1年間の試行錯誤がホンモノであった証しである。120㎡ほどのコンパクトな空間に100人余りの聴衆と17人のダンサーが共存した瞬間に、そして強烈な縄文太鼓が響いた瞬間にそれは示されていた。
  ご夫妻の角度の高い地域医療への志と試行錯誤は今後も続く。

街模型プロジェクト

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碁盤目に広がる岩見沢シガイ。通りを歩き一軒一軒を写真におさめ、模型にするというプロジェクト。土地利用や複雑な分筆、建築の老朽が一目でわかる。
現地の人によってつくられる少しぎこちない模型は、かえってわが町のイマを体現する。
この模型は点在する公共・民間の市街地再編プロジェクトの「意味と価値を測る」重要なツールとして製作されている。
当社が模型製作を指導サポート。

prizm, クライアント募集.

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「建売」ではなく「売建」の当社企画プロジェクトである。ドコニデモ建ち、ドノヨウニデモ暮せるというのがコンセプトである。
4周の壁と中心の大黒柱という原始住居のような単純な計画が、生活の自由度と建設地を選ばないクセの無さをつくりだした。
現在完成された設計図はクライアントと建設地をまっている。

WWAALL, 始動.

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方眼状に連続する整然とした岩見沢エキマエ。しかし老朽化しゆく建築と土地との所有関係は見掛けほど単純ではない。それらを整理し未来に向けた町の芽となる建築の計画がはじまった。
ゆったりとした16の住戸が上下縦横に連続するWALLに納まる構想である。

What’s yesso 始動

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p.b.Vのマニフェスト的プロジェクトが始動しました。
都市より遥かに大きな島群、ホッカイドウ。
圧倒的に美しく大きな自然の中で小さな人間はどの様に居場所を築いてきたのか。
冒険、建築、暮らし、それらを図版で追体験しようという試みです。
ホッカイドウの「野性」は現代建築を覚醒させることができるか。
void巡礼にて随時UP中!