観ル診ル視ル

観る 診る 視る .jpg 

今抱えている仕事をバッグに詰め込み、リゾート気分でラグビー国内最高リーグの合宿地へ
練習試合を観戦にいった。
 
ラグビーの試合は色んな立場から「ミル」人がいるから学ぶことが多い。
 
仕事で疲れた頭を解放するため「試合をミル」のではなく、「試合をミル人をミル」という
バカげたことにトライしてみた。
 
結果、ミルにはいくつかの種類があることがわかったので、ご報告いたします。
 
 
まず「観ル」。  
  いちファンによる試合観戦。ひたすらcrazyかつ能天気に「ミル」。
 
次に「診る」。
  マネージャーや監督、解説者など、選手の体調や個々のプレーの質を注意深く「ミル」。
 
最後に「視る」。
  オーナーのように、目には見えないチーム全体の潜在力を透視するように「ミル」。
   
 
どれがエライとか、そんな話ではない。
 
一般的にいちばん難しそうなのは「診る」だろう。 
相応の現場感覚と専門知識が必要だ。 
 
30人が入り乱れるラグビーはダイナミックだが、それゆえ複雑だ。
それが観戦ビギナーの参入を阻む要因にもなっている。
 
だから、ビギナーは専門的に「診る」目をもっている人を尊敬するとともに
劣等感をも抱いてしまう。
一方、「観る」と「視る」はその道のプロでなくてもいい。
「観る」ためにはとにかく好きであること。
そして「視る」ためにはスポーツに限らず、世の中の幅広い事象に感度をもっていること。
 
普段の仕事では、私はまさにこの「診る」という専門職的守備範囲の中でモガいている。
ついつい「観る」と「視る」に必要な、楽しむ感覚と広い視野を失いがちになる。 
現場で体を張り、勝ち負けに責任を負うプロフェッショナルな立ち位置を忘れず、
しかもcrazyな一ファンとしての熱狂に突き動かされながらも、
はじめてラグビーに出会った時の感動とともに生き、
現状に暗雲が立ち込めた時には、細部は気にせず
チームの将来的価値を長い目で透視して、
そこに見出した可能性を力説しながら、落ち込んだみんなを勇気づけ
ビールとメンバー表と携えて、雨が降ってもピッチに立つ。
 
そうゆう者に、私はなりたい。
 
 
 
雨ニモマケズ、 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ、 丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク、 決シテ瞋ラズ
・・・中略・・・
サウイフモノニ、ワタシハナリタイ
今回は書いている間に、どういうワケか宮澤賢治な方向にいってしまった。
 
写真右端はJAPANチームヘッドコーチのエディ・ジョーンズさん。
私のそばで、傘も差さずに「観テ、診テ、視ル」姿は宮澤賢治のようだった。
オシマイ。N.F

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