21LESSONSからのレッスン

今回は話題の著作の主張ついて論じることが目的ではないので、内容にご興味のある方は読んでみた頂きたい。悪しからず。
建築は規模の大小に関わらず、膨大な要素が複雑に絡み合うので、たとえ形状が複雑であっても伝達する方法がシンプルかどうかが成否に直結する。
その方法は必ずしも最初から用意されているわけではなく、途中で発見する(してしまう)ことが常だが、もし最後まで曖昧だったら結果は悲惨だ。運用がうまく行かないときの是正もできない。
この本の著者が伝えたい事は建築に劣らず気も遠くなるくらい膨大で複雑だ。人類や宇宙にまつわる壮大なこと。先端技術のもつリスク。我々の日常によくある些末なこと。
それらを一つの主張に方向づけ、わずか400ページで伝達するためには余程のスキルが必要だし、それが無ければ読者は早々に迷路に入り、伝わらないどころか読んでもくれない。

著者がとった「伝達するための4つの方法」は以下である。
①短文化
一文は1行から3行。たまに4行。日本語で50字から200字。短さは主語と述語の関係をわかりやすくし、自動翻訳機による粗訳の精度向上になる。
②接続詞の密度
短文を多彩な接続詞でつなぎながら連続的に主張が展開されるため、読む人の集中力はお付き合いを余儀なくされる。
そして、そのうえ、それとも、だが、しかし、ところが、たとえば、
一見すると、それゆえ、あいにく、だとすれば、とはいえ、たしかに、そもそも、
だからといって、そのため、ただ、では、じつは、もちろん、このように、
というわけで、それでも、とくに、もし、あるいは、それに対して、
③?の連発
短文を接続詞でつなぎまくっても限界はある。短文を「接続詞なしで接続する」冴えた方法。問いかけ形式の短文を連発するのだ。
〇〇の成果を享受し続けることはできるか?
〇〇抜きで手に入れることができるか?
それは〇〇を言いつくろったものにすぎないのか?
〇〇は生き残ることができるのか?
④逸話収集力
主張の多くは短くて興味深い逸話を例に展開される。かなりの時間と労力をかけなければ、コンパクトかつインパクトは表現できない。
あとがきには「古代のシナゴーグから人工知能まで、すべてを確認してくれた、研究アシスタントの○○」とある。

では、やってみよう。
21Lessonnsにおける①から④の手法は建築に応用が可能か?それともアレンジが必要か?だとすればそれは①から④のどの部分か?そもそも建築における短文とは?設計作業における接続詞とは?インパクトのある逸話とは形に材料や形で表せるものか?建築で?を表現出来たら最高に面白いが機能的ではないということか?

もう息切れ。意味不明。。。。N.F

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