2015年12月アーカイブ

クグる

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クグる①.jpg

テーマは「クグる」。

決して「ググる」ではない。(google検索する)

 

モノづくりに邁進しつつも、欲や邪心や不安に囲まれて生きている。

それ自体は悪いことだとは考えないが、やはり謙虚と冴えは鈍る。

とくに「生み落とす」時には謙虚と冴えが必要だ。

では、欲や邪念や不安をどの様に整理すればよいのか?

結論として、 「クグる」 しかないのではないかと考えている。

 

ラグビー選手がゴールキックの前に行うルーティンが話題になったが、

彼は「クグっている」のである。

独自の特別な時間を「クグる」ことで、謙虚と冴えは蘇り、ボールはゴールへ。

 

  クグる②.jpg

20世紀の大巨匠であるこの建築家は、午前中は自宅にこもって絵を描くことを日課にしていた。

優雅な生活だと思ってたが、彼もまた日々「クグって」いたことに最近になって考えが至った。

本業で多忙を極めても、いや極めているからこそ「クグる」必要があったのだ。

 

p.b.V のホームページは実績集や作品集としてはつくられていない。

色んなテーマを ①前後関係無視して ②切り刻んで ③文章化する 

という試みそのものを公表している。

文章化という苦行が、我々にとっては「クグる」時間であり

それを続けることが、発想に謙虚と冴えを与えることだと信じているからだ。

 

読んで頂いている皆さんには、キック前のルーティンばかりを見せられている気分に

なるかもしれない。

 - 結局、ゴールは決まったんかっ!

そういゆ声も聞こえてきそうだが、それが我々の仕事の本質だから仕方がない。

 

数分刻みで「クグる」ラグビー選手や、毎日「クグる」大巨匠の様にはいかないが

少なくとも週の総括として「クグる」ことを課している。

 

妄想の文章化は一見すると面白そうだが、言葉に落とし込むのは案外難しい。

数時間を作文に捧げることで、週明けには謙虚と冴えが戻っているから不思議だ。

 

「ググる」ってばかりいられない。

「クグる」のだ!