2013年9月アーカイブ

羽幌-遠軽.jpg
アツくて、切ない闘いだった。
 
 
遠軽町はオホーツク海に隣接する自然地形に囲まれた美しい町だ。
羽幌町は北海道の北東部を走るナガーい沿岸道路オロロンライン上
に位置する漁港の町である。

 
羽幌高校と遠軽高校は、全国高校ラグビー選手権出場をかけて
その所在地から300キロ離れた札幌で北北海道代表の決勝を戦った。
 
目指すは札幌からさらに1200キロ彼方の東大阪市花園ラグビー場。
 
高校生には実感の湧かない距離と環境をのりこえるための挑戦なのである。
 
大阪で生まれ、札幌に住む私はグラウンドの高校生になったつもりで
この距離感の意味を噛みしめながらゲームに没頭した。
 
 ♪ 約束の地ハノゾノへ。それが我々のミチシルベ。
 
羽幌高校の応援団はそんな風に謳った。
 
結果は遠軽が僅差で勝った。
戦法がどうのこうの、、、マニアは評論するかもしれない。
 
しかし、高校時代にそんなにも大きな距離と環境の
ギャップを克服する挑戦ができることのほうが重要だし
、カッコよすぎる。

 
ちなみに野球やサッカーなどの団体競技の全国大会では
旭川や帯広が地域代表の北限だと思う。
 
だからオホーツク VS オロロンラインは凄いのだ。
 
交通網や情報技術の発達で世界が狭くなったと感じているヤカラは
オホーツク VS オロロンラインに学び、
距離感や環境のギャップへの感度を取り戻すべきだ。
 
離れているから、環境が違うから、価値をもち、憧れが生まれる。
 
ア、アツイよねー  高校ラグビー。N.F

水と酸素

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水と酸素.jpg
心のどこかで考えてきたことがある。
かなりぼんやりしていたが、最近ようやく言葉になってきた。
 
  -生命に不可欠なものは「水と酸素」である。-
 
名言だと思ったが書いてみると、お前は疲れているのか?
と言われるくらい当たり前の感じになってしまった。
 
だが、「当たり前である理由」を考え抜くと金脈に突き当たる。
 
我々の仕事に引き寄せて書くと、、、
 
 -「水と酸素」を建築する。-
 
なんだか抽象的だが、私の頭の中はいたって具体的である。 
 
建築の目的はたくさんあって、上記の括弧内を「文化、美しさ、歴史、相続、コミュニティ・・・」
という言葉に置き換えれば理解できる。
 
しかし、どれも命に不可欠かと問われれば疑わしい。
しかし・・・(しかしが続くが)・・・「水と酸素」が不可欠であることは、、否めないよねー!
 
ならば、ということで、その構想を
事業化すればいいのではと、「火曜の男」は考えた。
 
-「水と酸素」を建築する。-

 
日本は海に囲まれている。
その海岸線には、生命を活性させるには
十分な「水と酸素」を湛えた場所がまだまだ存在している。
 
理屈ではなく、直感で捉えよ!
 
北海道の海岸線をたどりながら、映画監督のようにロケハンを繰り返している。

つづく  N.F