2009年9月アーカイブ

SKH上棟

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千歳に建設中の集合住宅が上棟し、年内の竣工を目指して工事が進んでいる。最上階に上がり南西方向をみると青葉公園の深い木立の向こうに樽前山と不風死岳(フップシダケ)が見えた。右端は恵庭岳でその間は支笏湖。地図をみるとその延長線上、60km先には洞爺湖があり、有珠山から内浦湾へと続く。「遠望すること」が、施工現場で少々近視眼的になった気持ちを引き伸ばしてくれた。
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去る8月29日、カムオンビルが1周年を迎えた。この建築は精神科クリニックとデイケアから成る。そしてデイケアは音楽ホールとしても活用されている。
  オーナーの下出先生ご夫妻の理念は「癒しと音楽」である。昨年8月の竣工開業以来、前例のない理念実践のための試行錯誤が続いていた。
  診察・ケアプログラム・音楽イベントが空間と相乗するか。我々は設計者として興味をもって運営プロセスを観察をしてきた。そして記念イベント当日は1年の総括として、ご夫妻の試行錯誤の成果を十二分に確認することが出来るすばらしい機会となった。
  医療の場として計画したものが、音楽を感動をもって楽しむ場として聴衆に何の違和感も与えなかったのは、この1年間の試行錯誤がホンモノであった証しである。120㎡ほどのコンパクトな空間に100人余りの聴衆と17人のダンサーが共存した瞬間に、そして強烈な縄文太鼓が響いた瞬間にそれは示されていた。
  ご夫妻の角度の高い地域医療への志と試行錯誤は今後も続く。
街模型.jpg
碁盤目に広がる岩見沢シガイ。通りを歩き一軒一軒を写真におさめ、模型にするというプロジェクト。土地利用や複雑な分筆、建築の老朽が一目でわかる。
現地の人によってつくられる少しぎこちない模型は、かえってわが町のイマを体現する。

この模型は点在する公共・民間の市街地再編プロジェクトの「意味と価値を測る」重要なツールとして製作されている。
当社が模型製作を指導サポート。
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「建売」ではなく「売建」の当社企画プロジェクトである。ドコニデモ建ち、ドノヨウニデモ暮せるというのがコンセプトである。

4周の壁と中心の大黒柱という原始住居のような単純な計画が、生活の自由度と建設地を選ばないクセの無さをつくりだした。

現在完成された設計図はクライアントと建設地をまっている。

WWAALL, 始動.

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方眼状に連続する整然とした岩見沢エキマエ。しかし老朽化しゆく建築と土地との所有関係は見掛けほど単純ではない。それらを整理し未来に向けた町の芽となる建築の計画がはじまった。

ゆったりとした16の住戸が上下縦横に連続するWALLに納まる構想である。